ウィナーズダンス（2006年生、母ウィナーズキャロル）

ウィナーズダンス（2006年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋ダンス」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時16歳）と交配したウィナーズキャロルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、中央平地4戦0勝、地方34戦4勝2着5回。2009年のさそり座特別に勝利した他、2009年の獅子座特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月7日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラフィンライデンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月25日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアルカセット賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイグゼキュティヴから1馬身半差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのスズカマンボ賞（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサディールから6馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのターフチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後はサプライズゲストと並んで2着同着となった。

9月18日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、中6週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の韓国賞（東京ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月29日、中2週で迎えた10戦目は、2歳500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた11戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3歳（2009年）

1月10日、中2週で迎えた12戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のビオラ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

5月14日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの立夏特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサノデリラを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンの獅子座特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマサノデリラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月25日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったベレンバンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた16戦目は、3歳オープンのさそり座特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るビービーボルケーノを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月12日、中3週で迎えた17戦目は、北海道えぞ松特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた19戦目は、平取町沙流川まつり特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、AIR-G’特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた21戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた22戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた23戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた24戦目は、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

4歳（2010年）

5月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、楽天競馬特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したサンサンヒカリを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、アンドロメダ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、うまレタースプリング特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた28戦目は、ケフェウス特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた29戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、アポイの奇跡ヒダカソウ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた30戦目は、むかわ町穂別地球体験館特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（8戦3勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて最後はデンヒルダンスと並んで4着同着となった。

7月29日、中1週で迎えた31戦目は、アルキオネ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のマイネルラヴ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた33戦目は、スズカフェニックス賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた34戦目は、室蘭夜景特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた35戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、応援ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた36戦目は、トルマリン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた37戦目は、11月3日船橋JBCあと1日特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

11月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、優駿の里北海道安平町雪だるま特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。