エルセンキクマロ（2000年生、母エルセンキクヒメ）

エルセンキクマロ（2000年3月15日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のニホンカイユーノス（当時6歳）と交配したエルセンキクヒメが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、地方18戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳以上C6-1。

経歴

デビュー前

久野進一厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

12月18日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳F4（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンリユーノスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（2003年）

1月8日、中2週で迎えた2戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

2月26日、中6週で迎えた3戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた4戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた6戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

7月24日、中8週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C5-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホーエイウッドをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒュウガトライにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイズミパークを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヤマフジキングを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

10月30日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系2歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（8戦3勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた16戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4歳（2004年）

1月2日、中0週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。