オグリオペラ(2001年生、母オグリシンボリ)
Oguri Opera
2001.03.10
オグリオペラ(2001年3月10日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグランドオペラ(当時17歳)と交配したオグリシンボリが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は池田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C12。
経歴
デビュー前
島崎宏厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(2003年)
8月17日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(小倉芝1200m 曇/重)に出走。馬体重は436kg。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。
9月21日、中4週で迎えた2戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利(阪神芝1400m 曇/良)に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
11月6日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C14(笠松ダート1400m 晴/不良)に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
12月12日、中4週で迎えた4戦目は、一般C13(笠松ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手(1戦0勝)。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた5戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、一般C12(笠松ダート1400m 雨/重)に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。
3歳(2004年)
1月12日、中1週で迎えた6戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C14(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
2月2日、中2週で迎えた7戦目は、一般C17(笠松ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(2戦0勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C18(笠松ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は尾島徹騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のカイカクマルタカに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
2月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C12(笠松ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手(2戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。
3月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C12(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(3戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のニホンピロセシルをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
4月11日、中3週で迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳A4(金沢ダート1400m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。
5月4日、中2週で迎えた12戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳A3(金沢ダート1400m 雨/重)に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳A4(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手(1戦0勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A3(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。
6月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳A4(金沢ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手(3戦0勝)。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
7月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A3(金沢ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手(4戦0勝)。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
7月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B1(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手(5戦0勝)。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。
8月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳A4(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手(6戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシーズハイエストを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。
8月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳A2(金沢ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手(7戦1勝)。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。
9月14日、中2週で迎えた20戦目は、3歳A3(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手(8戦1勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マヤノグローバルに交わされて1馬身半差の2着となった。
9月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のねむの木賞(金沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手(9戦1勝)。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた22戦目は、3歳A2(金沢ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は11戦連続で平瀬城久騎手(10戦1勝)。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
10月24日、中1週で迎えた23戦目は、3歳A3(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は12戦連続で平瀬城久騎手(11戦1勝)。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツルギアンコールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
11月9日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のカストル特別(金沢ダート1500m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は青柳正義騎手(1戦0勝)。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。
11月14日、連闘で迎えた25戦目は、リゲル特別(金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は平瀬城久騎手(12戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミシルドリームに1馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。
12月7日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1-2(金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手(13戦2勝)。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。
12月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1-6(金沢ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手(14戦2勝)。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4歳(2005年)
1月2日、中1週で迎えた28戦目は、たこタロウ杯(金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手(15戦2勝)。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
1月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般B6(名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(4戦1勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月26日、連闘で迎えた30戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般B7(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。
1月31日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、一般B6(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は尾島徹騎手(3戦1勝)。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月7日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた32戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B6(笠松ダート1400m 曇/稍重)に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
2月21日、中1週で迎えた33戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般B7(笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた34戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、一般B7(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。