ミノコクシュタルク（2021年生、母カレンシリエージョ）

ミノコクシュタルク（2021年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時12歳）と交配したカレンシリエージョが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はびらとり牧場。2023年のジュニアキングで2着に入った他、2023年のチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大橋敬永厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2023年）

6月23日、デビュー戦は大原浩司騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は422kg。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート800m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエクルベージュを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

9月1日、中5週で迎えた3戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の揖斐高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのネクストスター笠松（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の星月夜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったクリスタライズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月24日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンのチャレンジ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったアコーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた8戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルーチースにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2024年）

3月7日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳オープンのジュニアグローリー（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の春雷特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の若緑特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の若鮎特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の楽市楽座特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウィルソンウェイに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の木苺特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキタカラキタパンチをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の日本ライン特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアコーをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた17戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパープルグローリーを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

8月28日、中3週で迎えた18戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、処暑特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったアイファーダイオウに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月12日、中1週で迎えた19戦目は、夜長月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた20戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド笠松第2戦（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、おひつじ座特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったツミキヒトツに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、初時雨特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

11月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（10戦3勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャンドゥルンを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月11日、中2週で迎えた24戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般A5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた25戦目は、3歳オープンの岐阜新聞・岐阜放送杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4歳（2025年）

1月10日、中1週で迎えた26戦目は、スイセン特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた27戦目は、銀華特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（11戦4勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた28戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、冬のダイヤモンド特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったハヤイモノガチを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3月20日、中3週で迎えた29戦目は、OKB大垣共立銀行杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた30戦目は、苗代桜特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（13戦4勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた31戦目は、若緑特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、最後はキテヤイヨジと並んで3着同着となった。

4月30日、中1週で迎えた32戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、春三日月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた33戦目は、金華山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（14戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた34戦目は、のぼり鮎特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた35戦目は、揖斐川特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月8日、中3週で迎えた36戦目は、アルタイル特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた37戦目は、打上花火特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた38戦目は、処暑特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は明星晴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた39戦目は、ひつじ雲特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したコスモジョセフを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた40戦目は、楽天競馬×楽天モバイル賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた41戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明星晴大騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた42戦目は、ペルセウス座特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。