タカラハイウェイ（1997年生、母ユーコーハイレディ）

タカラハイウェイ（1997年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時14歳）と交配したユーコーハイレディが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2六七。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月18日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

4月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

6月29日、中7週で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレースコメットから4馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた6戦目は、板倉範明騎手を鞍上に迎えて、一般D4（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D4（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイコーベストから1馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般D4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイから7馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般D4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は板倉範明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカゾノタンホイザから2馬身半差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般D4（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板倉範明騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノホシに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般D4（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板倉範明騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアローラブに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の花菖蒲特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で板倉範明騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。16着に敗れた。

11月9日、中4週で迎えた13戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、一般D3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジーティーフライトに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロアスワンに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

4歳（2001年）

1月16日、中7週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のツジノブルボンに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2八九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

3月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエプソムトゥモローを3/4馬身振り切って6勝目をマークした。

3月27日、中3週で迎えた19戦目は、弥生特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪い、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

8月21日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、米元圭騎手を鞍上に迎えて、一般C2二ア（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米元圭騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米元圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。