エプソムトゥモロー（1996年生、母エプソムローマン）

エプソムトゥモロー（1996年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスホール（当時10歳）と交配したエプソムローマンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山内鈴子。戦績は、中央平地5戦0勝、地方37戦8勝2着11回。主な勝ち鞍は2002年の新宿区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

エプソム愛馬会にてで一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

6月5日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月4日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月3日、連闘で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた6戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ワ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイムアメロチャンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビバリークィーンに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミアイアンから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C5（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャドーウルフから2馬身差の2着となった。

2月9日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランラッシュから2馬身半差の2着となった。

3月21日、中0週で迎えた13戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッチから1馬身差の2着となった。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平沢則雄騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイクロンホイップから1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中0週で迎えた16戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平沢則雄騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた17戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で平沢則雄騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクチェイサーから2馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルターズビアンカから1馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のデュプレモーニンをハナ差制して3勝目を掴み取った。

8月15日、中4週で迎えた21戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクターリリーから半馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中2週で迎えた22戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサイクロンホイップに1馬身の差をつけて制した。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、みのり特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月19日、中3週で迎えた24戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンクリークに6馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月3日、中1週で迎えた25戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた26戦目は、松浦裕之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエビスカムイをアタマ差振り切って6勝目をマークした。

5歳（2001年）

1月17日、中5週で迎えた27戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた28戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したタカラハイウェイに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月27日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったモンベツハマナスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中4週で迎えた33戦目は、霜月特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6歳（2002年）

5月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月1日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた35戦目は、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は松浦裕之騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るラヴウォーズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2五（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

8月23日、中6週で迎えた38戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったユキノテンリュウに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中4週で迎えた39戦目は、V.エスピノーザ騎手を鞍上に迎えて、グッドフレンドジョッキー（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた40戦目は、新宿区特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は松浦裕之騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のドリームロードを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

11月2日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月12日、中5週で迎えた42戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（7戦3勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。