モンベツハマナス（1996年生、母サッシュンハマナス）

モンベツハマナス（1996年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時8歳）と交配したサッシュンハマナスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、地方31戦10勝2着9回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

手島健児厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

12月2日、デビュー戦は沼沢英知騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエックスセンから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた3戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイウインザーに半馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（1999年）

4月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウゼンスキーに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロックサンダーからクビ差の2着に甘んじた。

6月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米川昇騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニキガリバーに3/4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米川昇騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた8戦目は、一般D3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米川昇騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米川昇騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジュベルジェットに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で米川昇騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で米川昇騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般DⅡ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で米川昇騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグシャロンからアタマ差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた13戦目は、川向特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で米川昇騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、庫富特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で米川昇騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノシーズンから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

4月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で米川昇騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオープンセレモニーからハナ差の2着に甘んじた。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で米川昇騎手（13戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で米川昇騎手（14戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた18戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で米川昇騎手（15戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクラユウサクに5馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

7月24日、中5週で迎えた19戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で米川昇騎手（16戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールピーターから2馬身半差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で米川昇騎手（17戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で米川昇騎手（18戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた22戦目は、フェクダ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で米川昇騎手（19戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタイトオオギに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2001年）

7月20日、約10か月半の休養明けで迎えた23戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアブクマトウコウに3馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

8月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトドロキアスカに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のハーティロビンに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、アイアンブライトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のエプソムトゥモローに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月29日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、ぎょしゃ座特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、タイフウサクセスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月11日、中5週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた29戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スピードアレックスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1八（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場直之騎手（7戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

6歳（2002年）

9月14日、約8か月半の休養明けで迎えた31戦目は、一般C2三（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で的場直之騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。