スクオールピーター（1997年生、母ツカサフジ）

スクオールピーター（1997年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンキリコ（当時12歳）と交配したツカサフジが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦4勝2着3回。2000年のペガサス特別で2着に入った他、2000年の若緑特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森本貞夫から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、庫宝牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、原ファームによって183.75万円で落札された。

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

5月20日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったサミットロードから半馬身差の2着となった。

5月27日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシンセイナデシコに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月14日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ23才（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月30日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のパックマンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2000年）

1月3日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の水仙特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月19日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳オープンの陽春特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた16戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若緑特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツギタテヒカリから3/4馬身差の2着となった。

6月10日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた18戦目は、3歳オープンのペガサス特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケイケワッショイからクビ差の2着に甘んじた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、一般D3（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジャスティスウインに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモンベツハマナスに2馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

8月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月31日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（12戦4勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（13戦4勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。