サイクロンホイップ（1996年生、母ベジンスキー）

サイクロンホイップ（1996年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時8歳）と交配したベジンスキーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方34戦9勝2着10回。主な勝ち鞍は2001年のすずらん特別(一般B3以下)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,100万円（21万×100口）で一口馬主が募集された。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月7日、デビュー戦は古川寛和騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

8月21日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く最後はカナハラサクセスと並んで7着同着となった。

4歳（2000年）

1月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ル（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のジブルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッチから3馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、ベゴニア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた10戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンクリークに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月23日、中5週で迎えた11戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムトゥモローに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月3日、中0週で迎えた12戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた13戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルターズビアンカに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

6月15日、中2週で迎えた15戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中0週で迎えた16戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったペトログリフからクビ差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた17戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノサムソンから1馬身半差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた20戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（10戦4勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエプソムトゥモローから1馬身差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた21戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた22戦目は、風神賞（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（12戦4勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた23戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（13戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエプソムガッツから1馬身半差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた24戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードアスリートから半馬身差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた25戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネシンスピリアをハナ差制して5勝目をつかんだ。

12月12日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で早川順一騎手（16戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードアスリートから半馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で早川順一騎手（17戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカントウルーラに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2001年）

1月11日、中1週で迎えた28戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で早川順一騎手（18戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイカヅチバンブーに1馬身半の差をつけて制した。

2月8日、中3週で迎えた29戦目は、沈丁花特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で早川順一騎手（19戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサゴールドから半馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた30戦目は、しらさぎ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で早川順一騎手（20戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた31戦目は、ふたご座特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で早川順一騎手（21戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた32戦目は、ダイヤモンド特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で早川順一騎手（22戦7勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダートワンダーからハナ差の2着に惜敗した。

4月22日、中1週で迎えた33戦目は、さくら草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（23戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノマーチに2馬身半の差をつけて優勝

5月27日、中2週で迎えた35戦目は、カスミ草特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（24戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスノマーチから4馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた36戦目は、胡蝶特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（25戦8勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた37戦目は、パール特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（26戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた38戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のウィングリッタに2馬身半の差をつけて優勝

8月15日、中4週で迎えた39戦目は、サードニックス特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた40戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、みのり特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。