ミズホスイート（2000年生、母モガミスイート）

ミズホスイート（2000年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時12歳）と交配したモガミスイートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は山本高義。戦績は、中央平地2戦0勝、地方33戦11勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年のたんぽぽ賞。

経歴

デビュー前

南輝幸厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2002年）

11月12日、デビュー戦は仙道光男騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は435kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のブリリアントスノーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月10日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のティーンターンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ブリリアントスノーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサウスポールに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

3月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（5戦3勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月23日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で仙道光男騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で仙道光男騎手（7戦3勝）。17頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で仙道光男騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ブリリアントスノーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月16日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で仙道光男騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で仙道光男騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロゼビアンを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を収める

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で仙道光男騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のトミノハヤカゼをクビ差振り切って5勝目を奪取した。

9月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で仙道光男騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したアルカイオスにハナ差届かず2着に惜敗した。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で仙道光男騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のペリドットビームをクビ差振り切って6勝目を手にした。

10月13日、中2週で迎えた15戦目は、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で仙道光男騎手（14戦6勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた16戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で仙道光男騎手（15戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミツアキザウルスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月21日、中1週で迎えた17戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で仙道光男騎手（16戦7勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウイニングスキーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月16日、中3週で迎えた18戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で仙道光男騎手（17戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ミステクノに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で仙道光男騎手（18戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディアブロチャンプに1馬身半の差をつけて8勝目を獲得した。

4歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で仙道光男騎手（19戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るウイニングスキーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って9勝目を手中に収めた。

2月1日、中2週で迎えた21戦目は、シネマジャングル杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で仙道光男騎手（20戦9勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた22戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で仙道光男騎手（21戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

4月26日、中7週で迎えた23戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で仙道光男騎手（22戦9勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で仙道光男騎手（23戦9勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テラノグッドマンに交わされて3馬身差の2着となった。

9月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた25戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月1日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた26戦目は、一般B17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミラージェネスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るクラベルダブリンを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って10勝目を達成した。

11月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた29戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレイトマスターに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月29日、中4週で迎えた30戦目は、シクラメン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5歳（2005年）

6月2日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた31戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた32戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中6週で迎えた33戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、蔵重の店片町No1ビル「GI」賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた34戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、川崎八日会40周年記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた35戦目は、一般B1-2（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。