リアン（2012年生、母コパノマルコリーニ）

リアン（2012年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「絆（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のカネヒキリ（当時10歳）と交配したコパノマルコリーニが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の一般C18。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

6月21日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3歳（2015年）

4月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月19日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったリバイブビートに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

4歳（2016年）

2月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったクラシックシャトルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴールドウィングにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサッチイズライフをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月10日、連闘で迎えた9戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンダルエチケットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月11日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。