リバイブビート（2012年生、母トウホーキセキ）

リバイブビート（2012年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「復興の鼓動」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時18歳）と交配したトウホーキセキが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方26戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の小木袖キリコ賞(一般A4 B1)。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月12日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

3歳（2015年）

1月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた6戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

5月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた9戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリアンに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライフトップスターに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマニワプリンセスに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた13戦目は、一般B2-5（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーティーショパンに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

12月6日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、一般B1四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のトミケンブリランテに1馬身半の差をつけて制した。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、天神堂飾り展特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったウエスタンプリンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2016年）

3月27日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、金沢競馬躍進杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4月5日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（8戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフブキサクラコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月5日、中3週で迎えた18戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、AGI名古屋城カップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた19戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、熊本地震被災者支援特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウハシダテを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月12日、中3週で迎えた20戦目は、熊本地震被災地復興祈念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォースフルに4馬身の差をつけて7勝目をゲットした。

6月21日、連闘で迎えた21戦目は、楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシレーナに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月2日、中5週で迎えた22戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、手取の火まつり特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したルールゴールドにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月28日、中3週で迎えた23戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、八朔まつり特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた24戦目は、小木袖キリコ賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のセレブリティトークを半馬身振り切って9勝目を手にした。

9月27日、中1週で迎えた25戦目は、蓮華山大相撲特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったルールゴールドに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた26戦目は、金沢芸妓の舞特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた27戦目は、金箔雪吊り特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、能登部イルミネーション特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（11戦6勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したティボリハーモニーを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月18日、中3週で迎えた29戦目は、香箱ガニ特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（12戦6勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5歳（2017年）

3月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた30戦目は、平国祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた31戦目は、酒樽がえし特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた32戦目は、那谷寺開創1300年特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（7戦3勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた33戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、第1戦ブロンズサドル賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（8戦3勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。