ナムラルパン（2003年生、母リトルナムラ）

ナムラルパン（2003年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋怪盗の名」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時10歳）と交配したリトルナムラが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害1戦0勝、地方42戦8勝2着11回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C5三。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず17着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4歳（2007年）

1月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた5戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンファンシーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3月27日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトサノシーロを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月5日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた10戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウレシイに3/4馬身交わされて2着となった。

6月24日、中3週で迎えた11戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったライラックから3馬身差の2着に敗北した。

7月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C2-9ロ（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユニディオクンに半馬身の差をつけて順当に勝利した。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライラックに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

8月5日、中2週で迎えた14戦目は、徹・博子結婚記念レース（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンペルワンからハナ差の2着に甘んじた。

8月15日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンペルワンからクビ差の2着に惜敗した。

9月2日、中2週で迎えた16戦目は、成田功杯（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノースアタッカーをハナ差制して圧倒的人気に応えた。

10月7日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で片桐正雪騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャンペーンガールから4馬身差の2着となった。

10月27日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で片桐正雪騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキャンペーンガールをハナ差制して5勝目をつかんだ。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で片桐正雪騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-3ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で片桐正雪騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンペルワンから3馬身差の2着に敗北した。

11月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で片桐正雪騎手（10戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で片桐正雪騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で片桐正雪騎手（12戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミゼファーから半馬身差の2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で片桐正雪騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた25戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシノブテイオーから半馬身差の2着となった。

3月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリーソングから5馬身差の2着に敗北した。

3月22日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマテングをクビ差制して優勝

4月19日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマテングをアタマ差制して7勝目をマークした。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、端午賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた31戦目は、青葉賞（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（14戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた32戦目は、クレマチス特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（15戦4勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた33戦目は、夾竹桃特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた34戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、馬券ブレイク賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたサンユウシルヴァー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

8月17日、中3週で迎えた36戦目は、夕顔特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた37戦目は、萩特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（16戦4勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた38戦目は、ほととぎす特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（17戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた39戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（18戦4勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月30日、中6週で迎えた40戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（19戦4勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（20戦4勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2009年）

1月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（21戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシノブテイオーをアタマ差制して8勝目を奪取した。

1月18日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（22戦5勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。