フィードバック（2016年生、母エンドレスビジネス）
Feedback
2016.05.12
フィードバック（2016年5月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「結果を原因に反映させて、改善すること」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時15歳）と交配したエンドレスビジネスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2022年の中山新春ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
社台サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。
鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2019年）
2月3日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヤークトボマーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。
4月14日、中9週で迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したカナシバリにクビ差届かず2着に甘んじた。
9月15日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエンドーツダをクビ差振り切って久々の実戦をモノにした。
10月14日、中3週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの昇仙峡特別（東京ダート2100m 小雨/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
12月8日、中7週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのチバテレ杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のカナシバリに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
4歳（2020年）
1月25日、中6週で迎えた6戦目は、4歳以上3勝クラスのアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと末脚を伸ばして、最後は2着のメイショウササユリに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。
3月12日、中6週で迎えた7戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
9月20日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、ラジオ日本賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に敗れた。
11月14日、中7週で迎えた9戦目は、G3の東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。
12月12日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦でオープンの師走ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。
5歳（2021年）
1月10日、中3週で迎えた11戦目は、ポルックスステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦2勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。
3月7日、中7週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、総武ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。
5月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月20日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムクロムシャに1馬身3/4の差をつけて久々に勝利を挙げた。
12月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。
6歳（2022年）
1月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で草野太郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。
3月20日、中9週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で草野太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月28日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で草野太郎騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月2日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で草野太郎騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月3日、中8週で迎えた21戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内 雨/良）に57kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月5日、中8週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（2023年）
1月7日、中8週で迎えた23戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月18日、中9週で迎えた24戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は小牧加矢太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月29日、中5週で迎えた25戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月11日、中5週で迎えた26戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホウオウジャッジに1馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
6月25日、中1週で迎えた27戦目は、双名島特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョシンタンカイに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月17日、中2週で迎えた28戦目は、一般B4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた29戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、サトノアラジン賞（高知ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
8月19日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドボヌールを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。
10月1日、中5週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスリーヘリオスをアタマ差振り切って断トツ人気に応えた。
11月12日、中5週で迎えた32戦目は、浦戸湾特別（高知ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた33戦目は、B-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般B4（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。
8歳（2024年）
1月9日、中2週で迎えた35戦目は、国分川特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。
デビュー前
社台サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。
田中守厩舎（高知）へ入厩。
1月30日、中2週で迎えた36戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、柏島特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた37戦目は、どんぐり湖特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた38戦目は、生産法人設立記念特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた39戦目は、野根山特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（10戦4勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。
4月13日、中4週で迎えた40戦目は、一般B4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワイドカントに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
4月28日、中1週で迎えた41戦目は、渡辺彩夢特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったサトノアレックスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。