サイレントウルフ（2020年生、母フレンチフレイバー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会中辻明によって594万円で落札された。

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2022年）

7月25日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

9月27日、中8週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のイントゥフリーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のスパイダー特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2023年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の雲雀特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

3月13日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウマムスコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

3月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で張田昂騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のポッドゲインに1馬身半の差をつけて順当に勝利した。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田昂騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の手賀沼特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7月25日、中4週で迎えた11戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた12戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、木更津特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のパーチルを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月29日、中2週で迎えた13戦目は、地方競馬教養センターで騎手を目指そう特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したエアポートライナーを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中2週で迎えた14戦目は、秋晴特別（浦和ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月9日、中6週で迎えた15戦目は、「ご縁の国しまね」特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた16戦目は、映画の日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（9戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクアトロフォンテを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

12月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳オープンのハートビートカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

4歳（2024年）

1月16日、中3週で迎えた18戦目は、船橋ケイバでまた会おうね!ウマ娘特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた19戦目は、ロウバイ賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（12戦4勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた20戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、春光特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた21戦目は、芝桜特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヴィブエアーに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

5月31日、中5週で迎えた22戦目は、ムーンストーン2200（船橋ダート2200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

6月10日、中0週で迎えた23戦目は、カペラ賞（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月2日、中2週で迎えた24戦目は、アクルックス賞（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は張田昂騎手（13戦4勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた25戦目は、スパイラルカーブ2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（14戦4勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に終わった。

10月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、秋風特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（15戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会中辻明によって594万円で落札された。

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

11月1日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、初秋凉夕2200（船橋ダート2200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。