グランシング（2006年生、母ローレルセレナーデ）

グランシング（2006年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマリエンバード（当時9歳）と交配したローレルセレナーデが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ニシケンファーム。戦績は、地方51戦11勝2着9回。2009年に黒潮皐月賞、高知優駿及び黒潮菊花賞を制して高知三冠を達成するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月21日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、モエレエキスパートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月28日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘルシービガーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンの浦河商工会議所青年部40周年特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグジャンパーから2馬身差の2着となった。

10月21日、中3週で迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスタキオン・プレミアム2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のストーミングホーム賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（2009年）

1月1日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミルクケーキに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

1月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベイシティキングに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月7日、中2週で迎えた10戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイブキゴルデルゼに3馬身の差をつけて優勝

3月22日、中2週で迎えた12戦目は、花月特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイブキゴルデルゼを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3月28日、連闘で迎えた13戦目は、花見月特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファンドリコンドルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、春蘭特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンシングゴールドに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、トーヨースギウエ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイシノファイターに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月15日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（6戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガーランドに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月31日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた17戦目は、3歳KJ1の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（7戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギオンゴールドを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中3週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（8戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミルクケーキに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月24日、中3週で迎えた19戦目は、アペックス特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（9戦7勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビッグインディに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月23日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（10戦8勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスパイナルコードを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月23日、中8週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（11戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のリワードブライトンを半馬身振り切って順当に勝利した。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞の黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（12戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた23戦目は、龍河洞特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（13戦9勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のバンブーエルトリをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月13日、中1週で迎えた24戦目は、トルコ石特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（14戦10勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた25戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

4歳（2010年）

1月12日、中1週で迎えた26戦目は、阿波尾鶏特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は中西達也騎手（15戦10勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた27戦目は、笹ヶ峰特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（16戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞の黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた29戦目は、だるま夕日特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた30戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、ひょうたん桜特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた31戦目は、地方重賞の二十四万石賞（高知ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（17戦10勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の福永洋一記念（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（18戦10勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた33戦目は、土佐皿鉢料理特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（19戦10勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた34戦目は、モネの庭特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（20戦10勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた35戦目は、乗ろうよ路面電車特別（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（21戦10勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた36戦目は、カヌーで川下り特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（22戦10勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（23戦10勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた38戦目は、夜さ恋ナイター1周年特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（24戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したスパイナルコードを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中2週で迎えた39戦目は、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（25戦10勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したサウロビスティーに半馬身届かず2着となった。

9月17日、中3週で迎えた40戦目は、地方重賞の珊瑚冠賞（高知ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（26戦10勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた41戦目は、土佐清水さば特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（27戦10勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた42戦目は、春野町菊の森特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（28戦10勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた43戦目は、四万十町松葉川特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で中西達也騎手（29戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リワードブライトンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月11日、中1週で迎えた44戦目は、徳島県うずしお特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で中西達也騎手（30戦10勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5歳（2011年）

2月20日、中9週で迎えた45戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で中西達也騎手（31戦10勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた46戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、土佐珍味どろめ特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた47戦目は、共に頑張ろう岩手特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた48戦目は、東日本大震災被災地支援特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（32戦10勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた49戦目は、東日本大震災被災地支援特別（高知ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（33戦10勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

6月19日、中7週で迎えた50戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般A4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

8月27日、中9週で迎えた51戦目は、仁淀椿山太鼓踊り特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中西達也騎手（34戦10勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。