ローレルベナード（1994年生、母ホクトカムリ）

ローレルベナード（1994年3月5日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラホクトオー（当時8歳）と交配したホクトカムリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、地方46戦9勝2着10回。1997年のすみれ賞(地方重賞)で3着に入った他、1997年のこまくさ賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松浦正春厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1996年）

5月27日、デビュー戦は長橋秀樹騎手を鞍上に据えて、馬体重は492kg。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシケンミドリをクビ差制して初勝利を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のあじさい特別（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウツミジョオーから1馬身半差の2着となった。

7月23日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（上山ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイヨウカガヤキをクビ差制して2勝目をつかんだ。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のいで湯賞（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のりんどう特別（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のスズラン特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノカイザーに半馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月27日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦の白菊特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（8戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦の3歳優駿（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（10戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた12戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で長橋秀樹騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルヴァーロットをハナ差制して優勝

3歳（1997年）

4月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた13戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（12戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（13戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（14戦4勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のさつき賞（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（15戦4勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（16戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（17戦4勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラビットガリバーから半馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた20戦目は、B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（18戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルサザンクロスに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

8月26日、中2週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞のこまくさ賞（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（19戦5勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップハットから2馬身半差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた23戦目は、月山特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（20戦5勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（21戦5勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリファミリーから2馬身差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（22戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーブライアンからクビ差の2着に甘んじた。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（23戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーストパワーから半馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、3歳地方重賞のすみれ賞（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（24戦5勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

12月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般B（上山ダート1700m 小雪/重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（25戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノサンシャインに半馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

4歳（1998年）

4月29日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、こじし座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5月17日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた30戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ダンディリーダーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた31戦目は、一般B3三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた32戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、サタデーナイト賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ワールドスペクターに交わされて1馬身差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた33戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた34戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、サーフサイド賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のイケツキフジに1馬身の差をつけて優勝

9月27日、中4週で迎えた35戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた36戦目は、プロキオン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた37戦目は、リエンダ賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

12月29日、中8週で迎えた38戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、風花特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた39戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、迎春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のワカショウグンをクビ差制して8勝目をマークした。

4月29日、中4週で迎えた41戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた42戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、緑陰特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた43戦目は、城ヶ島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトップスキャンに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月19日、中4週で迎えた44戦目は、明星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルゴールドから半馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中5週で迎えた45戦目は、涼秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルゴールドからクビ差の2着に惜敗した。

6歳（2000年）

6月12日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた46戦目は、鈴木淳騎手を鞍上に迎えて、涼風特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。