ファンクラップ（1995年生、母ミスシュウザン）

ファンクラップ（1995年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメリーナイス（当時11歳）と交配したミスシュウザンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）丸村村下ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦4勝2着4回。1997年の若駒賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木長一厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1997年）

6月3日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、B2（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。馬体重は475kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルドリームに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳A1（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツミスターに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A1（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳A1（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマショウオージャをクビ差制して3勝目をつかんだ。

10月6日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の若菜特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小国博行騎手（4戦2勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイヨウノーパスから3馬身差の2着となった。

12月14日、中3週で迎えた9戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の東北サラブレッド3歳チャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（1998年）

4月14日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマショウオージャをアタマ差制して休み明け初戦を物にした。

5月12日、中3週で迎えた11戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のさつき賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマイズミから1馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードモナークから1馬身半差の2着となった。

4歳（1999年）

5月16日、約10か月半の休み明けで迎えた15戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた17戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた18戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月25日、中3週で迎えた19戦目は、ルビー特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンシーバードから6馬身差の2着となった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた22戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2ロ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。