スペクタクル（1991年生、母シンフオニイパストレール）

スペクタクル（1991年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時7歳）と交配したシンフオニイパストレールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋耀代。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の羽田盃。

経歴

デビュー前

浜月睦生厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1993年）

8月4日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノエチゴに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月9日、中8週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の白菊賞（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノエチゴに6馬身の差をつけて優勝

11月24日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオキツタイガーに6馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

12月27日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノジライからアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（1994年）

2月3日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウゴールドに4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

4月13日、中9週で迎えた7戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディリーフに3馬身の差をつけて制した。

5月17日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトタイクーンに3馬身の差をつけて6勝目を収める

6月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウゴールドからアタマ差の2着に甘んじた。

10月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中0週で迎えた12戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた13戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（12戦6勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1995年）

3月5日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、G2のマイラーズカップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた15戦目は、G2の産経大阪杯（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた16戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、栗東ステークス（京都ダート1400m 曇/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた17戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた19戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月4日、中4週で迎えた20戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケーエフネプチュンから2馬身差の2着となった。

10月26日、中2週で迎えた21戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中4週で迎えた22戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた23戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1996年）

1月18日、中3週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、東京シティ盃（大井ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中6週で迎えた25戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた26戦目は、ダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトベガから2馬身半差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた27戦目は、マイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（8戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

5月16日、中4週で迎えた28戦目は、大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた30戦目は、アフター5スター賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディーハートをアタマ差制して久々に勝ち星を挙げた。

9月18日、中2週で迎えた31戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月29日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（13戦1勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。15着に終わった。