ホクトタイクーン（1991年生、母サーリバー）
Hokuto Tycoon
1991.02.25
ホクトタイクーン（1991年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時8歳）と交配したサーリバーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害17戦2勝2着1回、地方13戦6勝2着2回。1995年の秋野ステークス(オープン)で2着に入った他、1995年の吾妻小富士オープン(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
大塚三郎厩舎（大井）へ入厩。
2歳（1993年）
7月1日、デビュー戦は久保田信之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアーノルズヤンチャに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホコタモンスターに約14馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。
8月15日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒシンクに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
10月9日、中7週で迎えた4戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田信之騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードシャトルに1馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。
12月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田信之騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンアトムに5馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。
3歳（1994年）
1月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田信之騎手（5戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシカツマモルに2馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。
2月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田信之騎手（6戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月17日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保田信之騎手（7戦6勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペクタクルから3馬身差の2着となった。
6月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田信之騎手（8戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。13着に敗れた。
11月10日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保田信之騎手（9戦6勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月14日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で久保田信之騎手（10戦6勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（1995年）
1月4日、中2週で迎えた12戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で久保田信之騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーファミリーから半馬身差の2着に敗北した。
2月18日、中5週で迎えた13戦目は、G2のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は13戦連続で久保田信之騎手（12戦6勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた14戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で久保田信之騎手（13戦6勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。
6月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、パラダイスステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
6月25日、中2週で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、吾妻小富士オープン（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
7月23日、中3週で迎えた17戦目は、福島民友カップ（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた18戦目は、BSNオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
10月8日、中3週で迎えた20戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、朱鷺ステークス（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。
11月5日、中3週で迎えた21戦目は、秋野ステークス（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したウインドフィールズを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。
12月16日、中5週で迎えた22戦目は、ディセンバーステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
5歳（1996年）
1月28日、中5週で迎えた23戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
3月23日、中7週で迎えた24戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシアスカから半馬身差の2着となった。
4月13日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月17日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホゲットラモーヌに約12馬身の大差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。
9月8日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョートーイに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする
10月19日、中5週で迎えた28戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。
11月17日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月7日、中2週で迎えた30戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（1997年）
6月29日、約7か月の休み明けで迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/不良）に出走。鞍上は田中剛騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月23日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた33戦目は、新潟障害ステークス（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月21日、中3週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月8日、中6週で迎えた35戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大江原隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
11月29日、中2週で迎えた36戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周 雨/重）に出走。鞍上は田中剛騎手（6戦2勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。
7歳（1998年）
1月24日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月14日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 曇/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（8戦2勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月8日、中2週で迎えた39戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月9日、中8週で迎えた40戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月30日、中2週で迎えた41戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は大江原隆騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。