第12回 フェブラリーステークス (G2)

レース展開

オーディンが後続をリードする形、その半馬身後ろにマキバスクリーンが取り付く

オーディンが先頭に立つ格好となり、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にマキバスクリーンが続く。そのあと、フミノロックアップが3番手の絶好位につける。2馬身以上差があって、イブキクラッシュは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはフジノマッケンオーとダンディテシオ。その1馬身後ろ、ホクトタイクーンは中団やや前。トーヨーリファールは中団馬群の丁度真ん中を追走。少し差があって、ライブリマウントは中団後方の位置取り。その直後、パリスケイワン、フォスターホープ、ユーフォリアらが10番手。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはミスタートウジン、ヨシノキング、ヤグライーガー。少し離れたしんがりにボディーガードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、ライブリマウントが並み外れた差し脚を弾けさせて前の馬たちをアッサリとねじ伏せる

先頭はオーディンでリードは半馬身。2番手にマキバスクリーンが続く。そのあと、フミノロックアップが3番手。1馬身離れて、フジノマッケンオー、ダンディテシオ、イブキクラッシュらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、7番手から抜け出したのはトーヨーリファール。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいた2番人気のライブリマウントが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、中団前目の位置から矢のような伸びを見せたトーヨーリファールが続き、2着と7馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から息の長い末脚を発揮したイブキクラッシュが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた15番人気のフォスターホープが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたダンディテシオが食い込んだ。1番人気のフジノマッケンオーは先行勢の後ろにいたが失速して15着に敗れた。