ワンダーゲージ（1986年生、母アーナードスター）

ワンダーゲージ（1986年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時11歳）と交配したアーナードスターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木下牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方37戦8勝2着8回。主な勝ち鞍は1991年のかささぎ賞(C1)。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月4日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上野清章騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた5戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月1日、中5週で迎えた6戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンミラソールに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグロバーウェイから1馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田正美騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムスタングハレーに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田正美騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1990年）

5月22日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、山下慎一騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーラムダに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下慎一騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーストームからハナ差の2着に甘んじた。

6月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下慎一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノガーランドに1馬身半の差をつけて制した。

7月9日、中3週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下慎一騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下慎一騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下慎一騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリークラフトから1馬身半差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下慎一騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマサンカンナからクビ差の2着に惜敗した。

9月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下慎一騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた18戦目は、福島幸広騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンハピネスから4馬身差の2着となった。

10月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福島幸広騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のパーティホストに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

11月18日、中3週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福島幸広騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた21戦目は、フエニツクス特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福島幸広騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1991年）

5月18日、約5か月半の休み明けで迎えた22戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーゴンミナトから半馬身差の2着に敗北した。

6月9日、連闘で迎えた24戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミナイスに1馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6月24日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジヤツクカラードから3/4馬身差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた26戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた27戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヤーリーボーイからクビ差の2着に甘んじた。

9月16日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンハットをアタマ差制して7勝目をつかんだ。

9月30日、中1週で迎えた30戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた31戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のピリミジンに1馬身の差をつけて制した。

11月3日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（11戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（12戦3勝）。8頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（13戦3勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1992年）

1月6日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（14戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（15戦3勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で山口勲騎手（16戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で山口勲騎手（17戦3勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた40戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で山口勲騎手（18戦3勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた41戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で山口勲騎手（19戦3勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で山口勲騎手（20戦3勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。