ミッドスプリング（1993年生、母スプリングシャワー）

ミッドスプリング（1993年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジヤツジアンジエルーチ（当時10歳）と交配したスプリングシャワーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道秀男。戦績は、中央平地8戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

11月18日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3歳（1996年）

3月30日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のサンファルコンに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4月14日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、チヨノオージャに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、シャドウクリークに交わされて6馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ブルートレジャーに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の秋山郷特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ムテキテイオーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。