ステリファラス（2015年生、母スタリア）
Stelliferous
2015.04.05
ステリファラス（2015年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「星の多い」。毛色は鹿毛。種牡馬のハードスパン（当時11歳）と交配したスタリアが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。2019年の世界遺産の隠れ宿『果実の森』オープン記念(一般B3 C1)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2017年）
12月2日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。
12月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。
3歳（2018年）
5月22日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦のフォーチュネイト菖蒲特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったダイヤクリーガーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
6月26日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトあじさい特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマルカンセンサーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。
8月4日、中5週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
8月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下のニセコ特別（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。
11月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、祝・銀座BARムーティエ開店一周年記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバララットゴールドを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。
4歳（2019年）
1月1日、中1週で迎えた9戦目は、世界遺産の隠れ宿『果実の森』オープン記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、遅いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイドインドリームに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
1月28日、中3週で迎えた10戦目は、あつぎ飯山桜まつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたウインアーカイヴス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。
8月23日、約7か月の休み明けで迎えた11戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、名水はだの富士見の湯賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、メイショウザイルにクビ差交わされて2着に惜敗した。
9月4日、中1週で迎えた12戦目は、小野ファーム横濱アイス工房記念（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。
9月26日、中2週で迎えた13戦目は、木更津特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
10月20日、中2週で迎えた14戦目は、よこすか満喫きっぷ杯（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。
5歳（2020年）
4月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、零れ桜特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。
5月12日、中3週で迎えた16戦目は、フォーマルハウト賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。
5月28日、中1週で迎えた17戦目は、緑区の鳥シラサギ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた18戦目は、紫陽花特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。
7月16日、中4週で迎えた19戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、短夜特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったディアライゼに詰め切れず、6馬身差の2着となった。
8月11日、中3週で迎えた20戦目は、一騎当千賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた21戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、はだの表丹沢森林セラピーロード認定記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、デランブルに交わされて3馬身差の2着となった。
9月18日、中2週で迎えた22戦目は、かわさきジャズ2020開催記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したコアコンピタンスに3/4馬身届かず2着に敗北した。
6歳（2021年）
2月2日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、節分特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
3月4日、中3週で迎えた24戦目は、大和撫子特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（10戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。
3月29日、中3週で迎えた25戦目は、夢見月特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
4月19日、中2週で迎えた26戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、若草特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したジオパークボスを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。
5月14日、中3週で迎えた27戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、皐月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。
5月28日、中1週で迎えた28戦目は、北条五代を大河ドラマに!特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
6月15日、中2週で迎えた29戦目は、梅雨明かり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず最後はスターギアと並んで8着同着となった。
11月3日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、JBCデー・フィナーレ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2六 B3五（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したフェードアウトを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
12月31日、中5週で迎えた32戦目は、おおとり賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフェードアウトをアタマ差振り切って久々に白星を挙げた。
7歳（2022年）
1月24日、中2週で迎えた33戦目は、ウェルカム2022賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るリンガスウォリアーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
6月8日、約4か月半の休養明けで迎えた34戦目は、一般B2五（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。
7月11日、中4週で迎えた35戦目は、夕凪賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
8月15日、中4週で迎えた36戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
12月29日、約4か月半の休養明けで迎えた37戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、フジテレビ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。
8歳（2023年）
1月23日、中3週で迎えた38戦目は、ウェルカム2023賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。
2023年2月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。