シルクバシリスク（2001年生、母ホーマルト）

シルクバシリスク（2001年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋伝説の動物」。毛色は青毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したホーマルトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の一般C10。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,500万円（3万×500口）で一口馬主が募集された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月13日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3歳（2004年）

10月6日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の白樺特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカッサンドーラから2馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンコンドルからアタマ差の2着となった。

4歳（2005年）

1月19日、中2週で迎えた5戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた6戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 雪/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた7戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったピアーズフォンテンから1馬身差の2着となった。

3月9日、中3週で迎えた8戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジュンノチケットに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月16日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた9戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジェンツシュレックに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンドウェルからクビ差の2着に甘んじた。

12月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボストンエクセルに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトキメキローマンをアタマ差制して勝利をモノにする

5歳（2006年）

1月18日、中3週で迎えた13戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノパーシーをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズコンドルから約12馬身差の2着に敗北した。