ストマッカー（1998年生、母Precisely Perfect）

Stomacher

1998.03.03

ストマッカー（1998年3月3日）は、カナダで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサザンヘイロー（当時15歳）と交配したPrecisely Perfectが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地11戦0勝2着4回、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2002年の一般A2。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月3日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったベルナデッタにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

7月1日、連闘で迎えた3戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったファンドリノゾミに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったゲイリーハープに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

6月29日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたスギノリゼルヴァ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月15日、中6週で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーライデンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月25日、中0週で迎えた9戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイソニックに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月12日、中6週で迎えた10戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の土湯特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

5歳（2003年）

7月26日、約9か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。