エフケーアニカ（2001年生、母ハセフローレンス）

エフケーアニカ（2001年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時6歳）と交配したハセフローレンスが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、地方37戦6勝2着5回。2004年の奥利根賞(地方重賞)に勝利した他、2004年のビューティフルトロフィー(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

野村正直厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2003年）

8月22日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は439kg。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた2戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のエスペランス特別1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のプランサーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の二歳優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

3歳（2004年）

1月31日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東クイーンカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、中6週で迎えた11戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若草特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの皐月特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月30日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のエメラルドカップ（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月20日、中2週で迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のビューティフルトロフィー（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のワカキヤキットをクビ差制して2勝目を手にした。

7月26日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳オープンの葉月特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（11戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳オープンの長月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカールパイロットから4馬身差の2着となった。

10月3日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の奥利根賞（高崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のウィンザデイに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月7日、中4週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスミリオーネからアタマ差の2着に甘んじた。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた21戦目は、常陸牛特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアヴイゴールに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月19日、中1週で迎えた22戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスグローリーからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2005年）

2月11日、中7週で迎えた23戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、バレンタイン賞（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた24戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミウラマックスに6馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

3月28日、中3週で迎えた25戦目は、朧月特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

7月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したフリートウインドを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はシズノオダマキと並んで1着同着となった。

10月10日、中4週で迎えた30戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた31戦目は、ベイサイド賞（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月20日、中5週で迎えた32戦目は、ミレナリオ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したアジュディプライドに半馬身届かず2着に敗北した。

5歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定の一般C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた34戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、マイスターチャレンジ（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。