ヴィーヴァアミーコ（2006年生、母ウェスタースケルド）

ヴィーヴァアミーコ（2006年1月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「万歳＋友人（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したウェスタースケルドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年のナイスステッキ特別。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月2日、デビュー戦は鷹野宏史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、6着を確保した。

12月6日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

3歳（2009年）

1月17日、中2週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、3着に入った。

2月7日、中2週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

5月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルカディアシチーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

12月12日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2500m 晴/不良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4歳（2010年）

1月24日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

2月7日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月27日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ファンシーステッキ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた15戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したシンワノジョケツにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月30日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサクラフラワーに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

8月23日、中0週で迎えた18戦目は、かんむり座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた20戦目は、名月賞（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた21戦目は、がんばれ笠松競馬（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた22戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったハンサムケンタを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた23戦目は、稲垣杏奈誕生記念杯（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。