スティールウインナ（1999年生、母ナイルスター）

スティールウインナ（1999年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時11歳）と交配したナイルスターが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地4戦0勝、地方30戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の浜木綿特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬明から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月12日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーチンハラッショから3/4馬身差の2着となった。

8月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のハカタライデンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスファイターから6馬身差の2着となった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた8戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2002年）

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、最後はベネエッセと並んで4着同着となった。

4月21日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

5月25日、中3週で迎えた16戦目は、3歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳戦のやまゆり特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひまわり特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月14日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳戦のカンナ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた22戦目は、3歳戦の浜木綿特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒカルラポールを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた24戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のレダ特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定3歳戦の野菊賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた26戦目は、疾風特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた27戦目は、露霜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

11月18日、中0週で迎えた28戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた29戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（10戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4歳（2003年）

1月10日、中1週で迎えた30戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた31戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた33戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた34戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。