オールマイティー（1992年生、母ハッピーマウンテン）

オールマイティー（1992年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジヤツジアンジエルーチ（当時9歳）と交配したハッピーマウンテンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月4日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着を確保した。

4月8日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

5月13日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルジェネシスに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4歳（1996年）

3月24日、約9か月の休養明けで迎えた9戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた10戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた11戦目は、A.ギャラウェイ騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーアシンボリから3馬身差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は北村卓士騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は北村卓士騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズロッキーから約22馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた18戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクギャラリーに半馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。