サイコーホーク（1985年生、母サクノイズミ）

サイコーホーク（1985年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のモーニングフローリツク（当時10歳）と交配したサクノイズミが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三田理行。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害27戦3勝2着7回。1989年の京都大障害（秋）(重賞)に勝利した他、1990年の東京障害特別（春）(ハンデ重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松田由太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

12月6日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は506kg。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

3歳（1988年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田幸春騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田幸春騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松田幸春騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松田幸春騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松田幸春騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松田幸春騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松田幸春騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた11戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月5日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったネーハイコインドから1馬身差の2着となった。

11月26日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキサージャントから1馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で嘉堂信雄騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で嘉堂信雄騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で嘉堂信雄騎手（10戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンエナージから約12馬身差の2着となった。

4月15日、中2週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は10戦連続で嘉堂信雄騎手（11戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスティビーパワーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月13日、中3週で迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は11戦連続で嘉堂信雄騎手（12戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で嘉堂信雄騎手（13戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナスタイリストに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月2日、中4週で迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で嘉堂信雄騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスティビーパワーから3馬身半差の2着となった。

10月29日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は14戦連続で嘉堂信雄騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリバロンから約17馬身差の2着となった。

11月26日、中3週で迎えた28戦目は、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は15戦連続で嘉堂信雄騎手（16戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンビッグハートに7馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を達成した。

5歳（1990年）

1月6日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた29戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は16戦連続で嘉堂信雄騎手（17戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた30戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で嘉堂信雄騎手（18戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリモントルーから半馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中7週で迎えた31戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 雨）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月5日、中3週で迎えた32戦目は、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3270m 曇/不良）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（19戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、約6か月の休み明けで迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（20戦3勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた34戦目は、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（21戦3勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6歳（1991年）

1月13日、中6週で迎えた35戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（22戦3勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリバロンから5馬身差の2着となった。

2月9日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（23戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ重賞の中京障害ステークス（中京障害芝3600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（24戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。