エーピーハイトップ（2000年生、母チヨノタカラ）

エーピーハイトップ（2000年3月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父母父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時12歳）と交配したチヨノタカラが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は荒井ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の霧降賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒井ファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、デルマークラブによって1,050万円で落札された。

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月2日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3月29日、中5週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた5戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

10月5日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木慶太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

11月5日、中3週で迎えた7戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンタニガワから2馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中4週で迎えた8戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヤマトに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月27日、中2週で迎えた9戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた11戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョークからクビ差の2着に甘んじた。

2月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月19日、中1週で迎えた14戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた15戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンシングハヤテから半馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のプラチナスウォードに3馬身の差をつけて優勝

5月22日、中3週で迎えた17戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャッチライトから半馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた18戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中9週で迎えた19戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山田博美騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた21戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングハヤテをアタマ差制して勝利を手に入れた。

11月1日、中1週で迎えた23戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田博美騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田博美騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた25戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田博美騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のフロイラインをハナ差制して勝利を手に入れた。

5歳（2005年）

1月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田博美騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた27戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山田博美騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた28戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田博美騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた29戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山田博美騎手（10戦3勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた30戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山田博美騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた31戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B4-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。