イナゲオー（1997年生、母ラフリンロード）

経歴

デビュー前

1歳のとき、広川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（1999年）

11月17日、デビュー戦は大友勝利騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は498kg。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

12月29日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3歳（2000年）

1月19日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大友勝利騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大友勝利騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大友勝利騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大友勝利騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のオヤマエブロスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で大友勝利騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、米元圭騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米元圭騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で米元圭騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、中7週で迎えた11戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイベルフローラを3/4馬身振り切って優勝

12月18日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4歳（2001年）

1月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

2月7日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、一般C2七イ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトートアンカーに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月25日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に沈んだ。

5月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で湯浅淳一騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で湯浅淳一騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた20戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

7月23日、中0週で迎えた22戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯浅淳一騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月29日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（11戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（12戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた29戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で湯浅淳一騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた30戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で湯浅淳一騎手（14戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

5歳（2002年）

3月1日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、一般C2（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で湯浅淳一騎手（15戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

4月19日、中6週で迎えた32戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田中力騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したエルフィンボーイを差し切れず、3馬身差の2着となった。

5月8日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

7月1日、中7週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた34戦目は、一般C2七ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた36戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた37戦目は、穂波特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のジャジャマルをアタマ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

10月24日、中2週で迎えた39戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた40戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。