タマモコンペイトウ（2020年生、母タマモクラリティー）

Tamamo Kompeito

2020.04.23

タマモコンペイトウ（2020年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+金平糖」。毛色は栗毛。種牡馬のマクフィ（当時13歳）と交配したタマモクラリティーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳C1一。

経歴

デビュー前

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月29日、デビュー戦は鷲頭虎太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

4月9日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた3戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリノシュライエンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサッチモを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサッチモを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のように急駛したが、ロゴデザインに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったヴェールトゥマランにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のミヤギヴァラーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月18日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳M1のOROオータムティアラ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩本怜騎手（7戦4勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、ぺラルゴニウム賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で岩本怜騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったグレートキャンベラに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、夢・希望 未来へ前進（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岩本怜騎手（9戦4勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

11月24日、中5週で迎えた13戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（4）（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月21日、中3週で迎えた14戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2024年）

1月10日、中2週で迎えた15戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

2月21日、中5週で迎えた16戦目は、越生町のマスコット「うめりん賞」（浦和ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた17戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた18戦目は、夜桜特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた19戦目は、カーネーション特別（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は中島良美騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

デビュー前

川島豊厩舎（浦和）へ入厩。

7月16日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、ウインドベル特別（浦和ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島良美騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた21戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島良美騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。