シゲルワシザ（2010年生、母シゲルコラバ）

シゲルワシザ（2010年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋わし座」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時8歳）と交配したシゲルコラバが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C1-2。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

6月17日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

10月13日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2013年）

1月26日、中7週で迎えた9戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた11戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月2日、中4週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月9日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月22日、中5週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた16戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

9月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の仲秋賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた19戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた21戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月23日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、クリスマスキャロル賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4歳（2014年）

1月5日、中1週で迎えた23戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、七草賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた24戦目は、雪割草賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のフリーマンに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた26戦目は、ブラッドストーン特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた27戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、マーチ特選（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた28戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた29戦目は、メイ特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた30戦目は、長崎街道木屋瀬宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた31戦目は、ジューン特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた32戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、長崎街道内野宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた33戦目は、長崎街道山家宿特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた34戦目は、ブッポウソウ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したプレミアムフレンチを差し切れず、3馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、ジュライ特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月10日、中1週で迎えた36戦目は、オーガスト特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた37戦目は、エリナイト特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。