マイネルツァイト（2014年生、母ケイウンブルーム）

マイネルツァイト（2014年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+時間(独)。父名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時16歳）と交配したケイウンブルームが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原フアーム。主な勝ち鞍は2019年の中ノ岳特別(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,800万円（18万×100口）で一口馬主が募集された。

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月11日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアルバリサに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月9日、中3週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

5月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

6月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

12月2日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田大知騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

12月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったタイセイストームに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4歳（2018年）

1月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（8戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（9戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（10戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月7日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（11戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（12戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（13戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（14戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず最後はイクヨロブロイと並んで8着同着となった。

10月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

5歳（2019年）

3月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（15戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（16戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したアークカンパネラにハナ差届かず2着となった。

4月14日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（17戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のマイネルストラトスに3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

5月11日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の中ノ岳特別（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のクイックファイアに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月3日、約6か月の休み明けで迎えた23戦目は、3歳以上3勝クラスの錦秋ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（18戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上3勝クラスの市川ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（19戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（20戦1勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6歳（2020年）

1月12日、中3週で迎えた26戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの雅ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

5月31日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、4歳以上3勝クラスの薫風ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（21戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

7月4日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上3勝クラスの安達太良ステークス（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（22戦1勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7歳（2021年）

1月23日、約7か月の休養明けで迎えた29戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月19日、約11か月の休養明けで迎えた30戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8歳（2022年）

1月9日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月5日、中3週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月16日、約4か月半の休み明けで迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺祐太騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺祐太騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

10月10日、中3週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺祐太騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2022年10月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。