ドラマメイカー（1995年生、母マテーナルラブ）

ドラマメイカー（1995年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時16歳）と交配したマテーナルラブが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地5戦0勝、地方23戦5勝2着9回。主な勝ち鞍は1999年の一般C2。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月8日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

5月30日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノフドーオーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、連闘で迎えた7戦目は、ハンデ戦の4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアービルシーザーから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の4歳B（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアービルシーザーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳B3（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノフドーオーから2馬身半差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の4歳B（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノハルカゼに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月14日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の4歳B（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノハルカゼから1馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた13戦目は、ハンデ戦の4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンコスモスをハナ差制して勝利を手に入れた。

10月3日、中1週で迎えた14戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第6戦（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で酒井忍騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

4月5日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルビーアンコを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って雨中の激戦を制した。

5月5日、中0週で迎えた20戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、新緑特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンディゴールドに半馬身交わされて2着となった。

5月30日、中1週で迎えた22戦目は、獅子吼賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエステイシゲキを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、後続との差を5馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マウントカチドキに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるインターターゲットを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月15日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイレブンスキーをアタマ差振り切って5勝目を収める

9月13日、中2週で迎えた28戦目は、柴山潟特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオブラックを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。