ドリーミーペガサス（2004年生、母Antique Auction）
Dreamy Pegasus
2004.04.17
ドリーミーペガサス（2004年4月17日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしい天馬」。毛色は鹿毛。種牡馬のFusaichi Pegasus（当時7歳）と交配したAntique Auctionが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地15戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の檜山特別(1000万下)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 15戦4勝 [4-6-2-3/15]
- 総賞金国内
- 9,057万円
- 生年月日
- 2004年4月17日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 松山康久美浦
- 馬主
- （有）社台レースホース
- 生産者
- Fontainebleau Farm, Inc.
- 一口馬主募集クラブ
- 社台サラブレッドクラブ
- 一口馬主募集価格
- 3,600万円90万円×40口
- 抹消情報
- 中央：2010年1月8日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のAntique Auctionは海外10戦4勝。父のFusaichi Pegasusは海外G1・1勝（米国ダ）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sickle＝Pharamond | 7*7×7 | 2.34% |
| き | Fighting Fox＝Gallant Fox | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Mr. Prospector | 2×3 | 37.5% |
| 牡 | Native Dancer | 4*6×5*6 | 12.5% |
| 牡 | Northern Dancer | 4×4 | 12.5% |
| 牡 | Nasrullah | 5×5*6*6*7 | 10.15% |
| 牡 | Teddy | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Nearco | 6*6×6*6*7*7 | 7.81% |
| 牡 | Bull Dog | 6×7*7 | 3.12% |
| 牝 | Almahmoud | 6*6×6 | 4.68% |
| 牝 | Source Sucree | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミスタープロスペクター系
- ファミリーナンバー
- 9-f
レース成績
経歴
デビュー前
社台サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。
松山康久厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2007年）
1月20日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアドマイヤワールドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったドミンゴシチーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
3月3日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のペルサントクリールに3馬身半の差をつけて順当に勝利した。
3月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。
11月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた5戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったビクトリーテツニーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
12月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったフィールドオアシスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
4歳（2008年）
3月15日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンハンコックを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って3勝目をゲットした。
6月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の名古屋城ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。
6月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下のウインズ新横浜開設記念（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。
8月3日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の檜山特別（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のナムラハンターに1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。
9月14日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオークランドレーシングクラブトロフィー（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したダノンビクトリーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月26日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上1600万下の観月橋ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったトーセンアーチャーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
11月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1600万下の第32回アジア競馬会議東京大会記念（東京ダート2100m 小雨/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったロールオブザダイスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
5歳（2009年）
1月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、4歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
2月21日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。