バイパーゼロ（2017年生、母グレアチャネル）
Viper Zero
2017.02.08
バイパーゼロ（2017年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時15歳）と交配したグレアチャネルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ArrowfieldGroupPtyLimiから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、TMOによって507.6万円で落札された。
松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2019年）
8月25日、デビュー戦は吉井章騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。
9月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。
12月27日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
3歳（2020年）
2月4日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るボーフムを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。
4歳（2021年）
2月16日、約12か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は吉井章騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。
3月23日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
4月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
6月9日、中7週で迎えた8戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。
6月30日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
8月5日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
8月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジョブックコラードをクビ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。
9月6日、中1週で迎えた12戦目は、1987外回りコース照明設備完成賞（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦2勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。