ジョブックコラード（2017年生、母カルトマリーヌ）

ジョブックコラード（2017年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『勇敢』の意味を持つ人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時17歳）と交配したカルトマリーヌが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は池田スタッド。主な勝ち鞍は2020年のノイバラ特別(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月21日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3歳（2020年）

1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた3戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

4月25日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田敬士騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田敬士騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

6月10日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ウインルモンドに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1600m 内回り曇/重）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシュバリエサージュに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4-2（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スマイルエルフにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C34 C41（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仲原大生騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のイエローハートに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月18日、連闘で迎えた12戦目は、ノイバラ特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で仲原大生騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアーススターリングをハナ差振り切って3勝目をマークした。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で仲原大生騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったトネールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で仲原大生騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したアキラクンに半馬身届かず2着に敗北した。

11月6日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったボーフムに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中0週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた16戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた18戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、サンタクロース特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2021年）

1月20日、中3週で迎えた19戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

6月9日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は吉井章騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたバイパーゼロ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。