ハーディゴッド（1983年生、母ゴダイアサシ）

ハーディゴッド（1983年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイエローゴツド（当時16歳）と交配したゴダイアサシが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）チトセ牧場。戦績は、中央平地39戦7勝2着7回。1989年の新潟記念(ハンデG3)に勝利した他、1987年の福島民報杯(オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

7月13日、6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月28日、5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイテクランナーをハナ差制して勝利を掴み取った。

9月28日、10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1986年）

2月23日、4歳400万下（中山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は赤羽秀男騎手。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

3月8日、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤羽秀男騎手。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るワインゴルフを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて勝利した。

4月12日、3歳オープンの菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤羽秀男騎手。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したハセムテキを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月4日、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤羽秀男騎手。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

6月1日、4歳900万下の若鮎賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤羽秀男騎手。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したドルサスポートに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月14日、4歳900万下のしゃくなげ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤羽秀男騎手。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったトウショウサルーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

7月5日、4歳900万下のマーガレット賞（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で赤羽秀男騎手。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月6日、4歳以上900万下の習志野特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

9月28日、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したフォスタームサシにクビ差届かず2着となった。

4歳（1987年）

3月8日、5歳以上900万下の常陸特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は赤羽秀男騎手。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に入った。

3月28日、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤羽秀男騎手。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したティエッチドリームを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月11日、ハンデ戦で5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤羽秀男騎手。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月10日、ハンデ戦で5歳以上900万下の狭山特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤羽秀男騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒダプレスを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて勝利を掴んだ。

5月31日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のむらさき賞（東京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で赤羽秀男騎手。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月4日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の福島商工会議所創立70周年記念（福島芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で赤羽秀男騎手。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のダイナプレリュードをアタマ差振り切って勝利をモノにした。

9月26日、4歳以上1400万下のセプテンバーステークス（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤羽秀男騎手。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月11日、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で赤羽秀男騎手。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラウンドボウルに1馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

11月8日、福島民友カップ（福島芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で赤羽秀男騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月22日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で赤羽秀男騎手。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月26日、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で赤羽秀男騎手。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5歳（1988年）

6月5日、5歳以上1400万下の是政特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で赤羽秀男騎手。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月26日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の福島テレビ杯（福島芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で赤羽秀男騎手。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月9日、5歳以上1400万下の安達太良特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で赤羽秀男騎手。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月29日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の白秋ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で赤羽秀男騎手。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月27日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のウェルカムステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で赤羽秀男騎手。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

12月25日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の’88フェアウェルステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で赤羽秀男騎手。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したリンドエクスプレスにアタマ差届かず2着に惜敗した。

6歳（1989年）

1月16日、5歳以上1400万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で赤羽秀男騎手。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

1月28日、5歳以上1400万下の白嶺ステークス（東京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は19戦連続で赤羽秀男騎手。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3月4日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の内外タイムス杯（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場均騎手。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月1日、5歳以上1400万下の船橋ステークス（中山芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6月18日、5歳以上1400万下の上越ステークス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大崎昭一騎手。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワゲーブルをアタマ差だけ差し切ってトップでゴールに飛び込んだ。

7月23日、ハンデ戦でオープンの朱鷺ステークス（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったチョウカイフリートに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月27日、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオールダッシュに1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。

10月8日、福島民報杯（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に終わった。

11月19日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。