トウショウサルー（1983年生、母ポリートウシヨウ）

トウショウサルー（1983年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時10歳）と交配したポリートウシヨウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地20戦3勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方10戦2勝2着1回。1986年の共同通信杯4歳ステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

9月8日、7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバハーキュリーに7馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

9月21日、9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツタイフウオーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゴビクトリーをクビ差制して勝利した。

11月17日、7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月21日、10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1986年）

2月9日、3歳G3の共同通信杯4歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は加賀武見騎手。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月13日、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加賀武見騎手。21頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き17着に敗れた。

5月25日、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加賀武見騎手。23頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、19番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを22番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず21着に終わった。

6月14日、4歳900万下のしゃくなげ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハーディゴッドに2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

10月19日、ハンデG3のカブトヤマ記念（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は加賀武見騎手。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月1日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のノベンバーステークス（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は的場均騎手。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月30日、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田面木博公騎手。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4歳（1987年）

1月5日、ハンデG3の金杯（中山芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田政人騎手。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月1日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

2月22日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

3月8日、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は川端義雄騎手。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

4月11日、5歳以上1400万下の船橋ステークス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は加賀武見騎手。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月9日、5歳以上1400万下の薫風特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい5着に敗れた。

12月20日、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5歳（1988年）

1月24日、5歳以上900万下の若潮特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

4月16日、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は成田均騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月29日、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月20日、水無月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山中初騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメイトクムサシに1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

7月3日、一般A（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月19日、一般A1（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナカハマチカラに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月8日、葉月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川崎勝良騎手。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月6日、一般A1（上山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は山中初騎手。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセキノカツヒメから6馬身差の2着に敗れた。

9月20日、一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川崎勝良騎手。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月4日、神無月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山中初騎手。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月18日、みちのく賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月1日、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月13日、一般A2（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中初騎手。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。