マロンリスト（1992年生、母ハードリソロナ）

マロンリスト（1992年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時18歳）と交配したハードリソロナが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）越湖牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の一般C3ロ。

経歴

デビュー前

保田隆芳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

3月25日、デビュー戦は黛幸弘騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黛幸弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛幸弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月8日、中9週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黛幸弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で黛幸弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黛幸弘騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で黛幸弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で黛幸弘騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた9戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた11戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

4歳（1996年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C6イ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C6イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノムラサキオーから1馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた15戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般C6（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C6イ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサオンリーから1馬身半差の2着となった。

6月24日、中4週で迎えた17戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3ハ（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月22日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた23戦目は、一般C3（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部正義騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアクティードラゴンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3ロ（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、中0週で迎えた27戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1997年）

1月3日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。