ビートフォーセール（2014年生、母ライフフォーセール）

ビートフォーセール（2014年1月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ドキドキを売る。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時13歳）と交配したライフフォーセールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年のサンストーン賞(一般C1三四)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額3,000万円（6万×500口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月23日、デビュー戦はD.ホワイト騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でD.ホワイト騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、伸びてきたオイカケマショウ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（2017年）

2月18日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月20日、中8週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

6月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

8月6日、中5週で迎えた8戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた9戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月6日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、高野真・紘子結婚おめでとう記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したリュウノセンターにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月12日、中4週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中2週で迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた13戦目は、ジョイホース浜松賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

2月28日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月4日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた16戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のカルガモ賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

6月19日、中6週で迎えた17戦目は、サンストーン賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアナザードアに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月25日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定のハンデ戦のウミネコ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったスエルテミノルにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた19戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた20戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、マジシャン南海子賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、4着に終わった。

12月14日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、船橋ファイナル2018（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月17日、中4週で迎えた22戦目は、井藤漢方製薬みんな当たれ杯（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月20日、中4週で迎えた23戦目は、頑張ります!ジオファーム春は近いぞ!（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

4月17日、中7週で迎えた24戦目は、キセキのビギナーズセミナー開講記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったララクードゥリオンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた25戦目は、豊四季特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた26戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月26日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、よみうりランドハロウィンだ!（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた28戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、ナナカマド特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた29戦目は、船橋ファイナル2019（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。