シンパサイザー（1986年生、母プロセルピナ）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

12月15日、デビュー戦は荒山勝徳騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は439kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイーボイスから1馬身半差の2着に敗北した。

12月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフタバビクトリーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1989年）

1月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の白梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンブローからハナ差の2着に甘んじた。

3月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた6戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサクラソウ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノオーザーに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の若草賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングスライダーをクビ差制して3勝目を手に入れた。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月13日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上900万下の瀬波特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のながつき賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた12戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず最後はキングオブホウヨウと並んで3着同着となった。

10月29日、中2週で迎えた13戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は田村正光騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の南総特別（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4歳（1990年）

3月10日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月1日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月3日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた20戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

8月5日、中8週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた21戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダイセイジンに交わされて2馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた24戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のシッティングブルに3馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。