ディズニーテイオー(2001年生、母ホッカイクローゼン)
Disney Teio
2001.03.28
ディズニーテイオー(2001年3月28日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー(当時13歳)と交配したホッカイクローゼンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、地方29戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。
経歴
デビュー前
2歳のとき、北海牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
函館喜弘厩舎(船橋)へ入厩。
2歳(2003年)
10月6日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、2歳(船橋ダート1000m 小雨/良)に出走。馬体重は467kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
11月7日、中4週で迎えた2戦目は、2歳(船橋ダート1200m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手(1戦0勝)。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。
12月11日、中4週で迎えた3戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、2歳(船橋ダート1200m 曇/良)に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。
3歳(2004年)
1月14日、中4週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゼンノミラクルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。
2月10日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストホイップ特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。
3月23日、中5週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦のベストビット特別(船橋ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手(1戦0勝)。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
4月13日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた7戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳(船橋ダート1200m 曇/良)に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
4月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳(大井ダート1600m 内回り 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手(1戦0勝)。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るアジュディプライドを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。
5月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のナイスビット特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は戸崎圭太騎手(2戦0勝)。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。
6月4日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のかきつばた特別(大井ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手(3戦0勝)。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手(4戦0勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
7月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のダリア特別(大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は石崎隆之騎手(1戦1勝)。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。
7月28日、中2週で迎えた14戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティーステッキ特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。
8月27日、中3週で迎えた15戦目は、3歳(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は石崎隆之騎手(2戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
11月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、3歳戦の野菊特別(船橋ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手(3戦1勝)。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
11月30日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた17戦目は、3歳戦の駒牽特別(浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は桑島孝春騎手(1戦0勝)。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。
12月13日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のポインセチア特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手(2戦0勝)。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。
4歳(2005年)
1月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2三アイ(船橋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は石崎隆之騎手(4戦1勝)。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。
2月21日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、一般C2二アイ(船橋ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は内田博幸騎手(1戦1勝)。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。
3月17日、中2週で迎えた21戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ(船橋ダート1200m 小雨/重)に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず11着に敗れた。
4月13日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2四五(浦和ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手(1戦0勝)。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
4月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三イ(船橋ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手(2戦0勝)。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグレートドリームをクビ差振り切って3勝目をゲットした。
5月31日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、一般C2一アイ(船橋ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手(3戦1勝)。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。
5歳(2006年)
2月17日、約8か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C2五アイ(船橋ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手(4戦1勝)。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。
3月17日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2六アイ(船橋ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手(5戦1勝)。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。
4月28日、中5週で迎えた27戦目は、一般C2十1112(浦和ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は石井勝男騎手(2戦0勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したマルカアムールを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
5月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2六アイ(船橋ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は石崎駿騎手(6戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴッドザハヤオを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
5月31日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2五六(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手(7戦2勝)。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。