セイユウビューティ（2016年生、母ビャクヤザクラ）

セイユウビューティ（2016年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美人」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時18歳）と交配したビャクヤザクラが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はカケハムポニークラブ。主な勝ち鞍は2020年の一般C3-9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、合同会社カケハムポニークラブから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

3月16日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月26日、中9週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月11日、中7週で迎えた4戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

9月22日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のヴェネレに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中2週で迎えた6戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、だいち君に感謝!特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3 18（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアシタノカゼに3馬身の差をつけて優勝

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、セニョールベスト特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったタイムファクターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、ホースと共に特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた11戦目は、隊列パズル其の壱特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本雄大騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた12戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本雄大騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2020年）

1月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 12（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本雄大騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本雄大騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で塚本雄大騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバイカマロンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月2日、中2週で迎えた16戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

3月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた18戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。