ハクコウハヤト（1992年生、母ハクコウチエリー）

ハクコウハヤト（1992年4月15日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時15歳）と交配したハクコウチエリーが8歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者はビックリ牧場。戦績は、地方28戦19勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年のアラブ王冠賞。

経歴

デビュー前

津野正浬厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1994年）

8月29日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（1995年）

2月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハローマイフレンドに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月4日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエバーシンフォニーに9馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月25日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオーケリックに9馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノウイングに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカサゴトウザイに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は北村欣也騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーケブレーンに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（6戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウコーテンに5馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

6月26日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカハイトップに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（8戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウコーテンに1馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

7月29日、中2週で迎えた11戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンアレッポに3/4馬身の差をつけて10連勝を達成した。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（10戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキュウシュウダンジに1馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

9月24日、中5週で迎えた13戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（11戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（12戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた15戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（13戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカゾノヒットから2馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦の西日本アラブダービー（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で北村欣也騎手（14戦10勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた17戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で北村欣也騎手（15戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカケノライジンに2馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4歳（1996年）

1月14日、中3週で迎えた18戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で北村欣也騎手（16戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のドントカップに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月3日、中6週で迎えた19戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で北村欣也騎手（17戦12勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月14日、中5週で迎えた20戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のドントカップに5馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

5月5日、中2週で迎えた21戦目は、アラブ王冠賞（佐賀ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートマルゼンに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

5月26日、中2週で迎えた22戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジュピターゴールドをクビ差制して勝利数を16に伸ばす

9月8日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワドラゴンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月22日、中1週で迎えた24戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムシャークに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月27日、中4週で迎えた25戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったドントカップからクビ差の2着に甘んじた。

11月10日、中1週で迎えた26戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットアイドルをクビ差制して勝利数を19に伸ばす

5歳（1997年）

9月21日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた27戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた28戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。