スカイロックゲート（2014年生、母マヤノメメント）

スカイロックゲート（2014年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天岩戸。天岩戸神話より」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時12歳）と交配したマヤノメメントが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2019年のスプリント特別(一般)に勝利した他、2017年の北海優駿(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

8月4日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセンプレフォールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのイランカラプテキャンペーン賞（門別ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したイケノアサを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた3戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1500m 内回り曇/重）に出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、フィールザファイアに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月13日、中0週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

3歳（2017年）

4月18日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のセンコーファーストに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、ベンテンコゾウに交わされて2馬身差の2着となった。

6月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、オウケンブルースリ賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャインプラチナムに4馬身の差をつけて制した。

7月27日、中5週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた12戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（7戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパーソナルマキに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月2日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（8戦3勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた14戦目は、豊似湖ヘリコプター遊覧飛行特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（9戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた15戦目は、北海道コンサドーレ札幌特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩橋勇二騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、ヤマボウシ特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岩橋勇二騎手（11戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、マイティに交わされて7馬身差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた17戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で岩橋勇二騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るモンサンルリアンを上がり2位の末脚で半馬身差し切って5勝目を収める

4歳（2018年）

4月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、えりもうに祭り特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で岩橋勇二騎手（13戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、センコーファーストに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、キズナ・プレミアム（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で岩橋勇二騎手（14戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラウンビュレットに8馬身の差をつけて6勝目を手にした。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、HOKKAIDO競馬缶発売特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で岩橋勇二騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、ジュエルクイーンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、日高地区測量設計協会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で岩橋勇二騎手（16戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったセンコーファーストを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月18日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、小町草特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で岩橋勇二騎手（17戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた23戦目は、アンタレス特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で岩橋勇二騎手（18戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

10月4日、中8週で迎えた24戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別2（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で岩橋勇二騎手（19戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた25戦目は、美唄産「雪蔵工房」新米特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で岩橋勇二騎手（20戦5勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で岩橋勇二騎手（21戦5勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月17日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた27戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、M3の白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2019年）

3月31日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 雪/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウオセアンに4馬身の差をつけて7勝目をマークした。

4月14日、中1週で迎えた29戦目は、M3の赤松杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた30戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったミスティカルを3/4馬身捉え切れず2着となった。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた32戦目は、水無月特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

6歳（2020年）

4月26日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、仲春特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。