ブライトバローズ（2012年生、母ジェダイト）

ブライトバローズ（2012年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「輝かしい、明るい＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したジェダイトが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2017年の六社ステークス(1600万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、猪熊広次によって5,460万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月2日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。17頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のニシノハッスルをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2015年）

1月5日、中5週で迎えた3戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でF.ベリー騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず17着に敗れた。

12月6日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下の栄特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上はR.ムーア騎手（1戦1勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

4歳（2016年）

1月11日、中4週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマイネルサージュにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月14日、中4週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウインブルーローズをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1000万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエクストレミティーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月7日、中9週で迎えた9戦目は、T.ベリー騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、K.ティータン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の阿寒湖特別（札幌芝2600m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月24日、中7週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の九十九里特別（中山芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したステイパーシストにハナ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2017年）

1月15日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったサンタフェチーフにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

2月25日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、逃げるウインスペクトルを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中6週で迎えた15戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の奥の細道特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモジャーベに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月15日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のマレーシアカップ（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

10月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の六社ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のパフォーマプロミスをクビ差振り切って制した。

6歳（2018年）

5月27日、約7か月半の休み明けで迎えた18戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（2戦2勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

8月4日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

9月2日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの丹頂ステークス（札幌芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた21戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（3戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7歳（2019年）

2月16日、約5か月の休み明けで迎えた22戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。